2025.04.29 Tue.
桁違いの人
今朝もコールドシャワーでスッキリ目覚める。この習慣をはじめて10日くらい。これをこれからの習慣にしよう。なにしろ一日の集中力ややる気が全然違う。「やったるぜ」って気持ちになれる。ただ冷水シャワーに飛び込むのは、毎朝つらい。今のところ、全く慣れない。毎回いやだいやだ、と思いながら冷水シャワーを浴びている。でもその後の爽快感がね、癖になるのだ。
というわけで、シャワーでととのってからジウと朝の散歩へ。今日はけっこう遠くまで歩いたジウ。散歩中の犬の出会う度、そっちに行こうとするその度胸はなんなんだろう。今日もヨークシャーテリアーの子を見つけるやロケットのようにそっちに近づいていって、相手をたじろかせていた。ごめんよ、わんこさん。
その後、書斎で午前中仕事をして昼からはジムへ。そのまま帰りに銀行に寄る。なぜか税金の払い漏れがあったようで、直接振り込みに行く必要があった。で、振り込み用紙に書いてある金額がなんと106万円。いったい、こんな高額どこから湧いてきた金額なんだろうと疑問に思いつつも、お上が怖いので銀行に素直に行く。
106万の入った分厚い封筒と振り込み用紙を手に順番を待っていた。呼ばれる直前に、ふと振り込み用紙を見て「え!」と声が出そうになった。
106万円じゃなかった。10万6000円だった。
1060000と106000、桁を一つ間違って思い込んでいたことが発覚。自分の間抜けさに呆れながら、10万6000円を払って銀行を出た。封筒の中には95万4000円を残したまま……。妻に言ったら絶対呆れられるだろうなと思いつつも(私はこの手の勘違いや間違いを本当によくする)、物事のポジティブな面を見る。95万4000円も浮いたんだ、ラッキー!ちょっと、無理があった。
で、銀行で長時間待っていたら、お昼を食べないまま15時を過ぎていた。なので銀行側に、古き良き佇まいの弁当屋を見つけたので、そこで唐揚げ弁当を買って家に帰ってから食べた。もう時刻は16時近く。これ、何飯って言うんだろうな。うちは19時半くらいに夕飯を食べるので、おなかが減るか心配だった。案の定、たいして減らないまま夕飯のすき焼き風うどん(またの名を昨日の残りの鍋)を食べた。
「なんで夕方に唐揚げ弁当食べるの?」と妻に呆れられた。さらに、銀行での桁間違いのやらかしを話すと、こちらに関しては呆れ過ぎて言葉を失っていた。本当に数秒黙っていました。いやはや。
まあ、そんな一日だったけど、猫たちも元気だった幸せでした。

2025.04.28 Mon.
朝はコールドシャワー
(以前までに書き方に飽きてきたので、完全日記調で書きます)
今日も朝からコールドシャワー。起き抜けに冷たいシャワーを2分ほど浴びる。朝一にシャキッとするにはこれが一番!気分爽快で一日をはじめられる。まあ、冷たいシャワーに頭から飛び込む時はとても勇気があいるのだけど。なんにせよ、今日も継続できた自分を褒めたい。
お昼は近所にある人気のラーメン店へ。いつも昼過ぎにはスープが終了してしまうお店で、何度もダメだったことがあるのだけど、今日はなんとかセーフ。妻も僕もここの味が本当に大好き。もし遠方に引っ越したら、ここのラーメンが食べられないんだなあと思うと、引越しを躊躇してしまうほどに。そして、もちろん今日も美味しかった。他の店ではお目にかかったことのないコシのある手打ち麺。ちょっと固茹でのうどんに近い食感。そしてとりものある独特のスープ。この味、なんと表現したらいいのか。ただの醤油ラーメンでもないし。出汁にしいたけが使われている気がする。そして、ニンニクの香ばしさが鼻を突き抜ける。でも、なんて味かはわからない。研究は続く。
その後は家でちょっとぐだぐだしたあとで、動画撮影をする。イギリスの出版社から『森崎書店の日々』の50万部突破を記念した感謝のメッセージビデオと秋に発売を控えた『純喫茶トルンカ』の販促用ビデオの依頼がきていたのだ。というわけで、自宅で撮影開始。なんにもコメントを考えずに撮り始めたので、撮影は難航。何度もつっかえて、撮り直すはめに。というより、なぜノープランなのか、自分で自分を疑いたくなる。
たしか前回撮影した時は、撮影中に気まぐれにジウがテーブルに上がってきて一緒に写ってくれたのだけれど、今回は猫たちは誰も近くにきてくれず。猫がいるかいないかで、ぜんぜんビデオの良さが違うので(なにしろ僕だけだと、ただのおじさんが喋ってるだけ)、出てくれるとうれしかったのだけど。まあ、こればかりは猫様の気まぐれ次第なので、どうしもようもできず。
夕飯はふるさと納税で注文した牛肉を使って、すき焼きに。最高に美味しくて幸せ。すごいぜ、ふるさと納税。去年にしたふるさと納税みたいにちょくちょく食材が届くのいいけれど、今年のふるさと納税は、軽井沢の星野リゾートの宿泊券をドカンと買ってしまおうかということで妻と話がまとまる。そう、ふるさと納税には星のリゾートの宿泊券まであるのだ。これは買わない手はない。
夜はちょっと読書したり、欲しいマッサージ機をネットで物色したり。猫たちは今日も元気。ありがたいありがたい。今日もまた幸せな一日。

2025.04.23 Wed.
『本と歩く人』
また、素敵な本と出会えました。
ドイツのカルステン・ヘン氏による『本と歩く人』。日本では5月後半の出版予定だけれど、推薦文を書かせてもらうことになって一足先に読ませてもらいました。
『本と歩く人』はドイツで60万部を超えるベストセラーになった作品だそう。映画化もされていて、読了後に下の予告編を見てみたら、原作の雰囲気がすごく上手に描けていました。(日本でも映画化されないかな)
物語はというと、本の配達人をするちょっぴり孤独な老書店員カールと、ある日彼の前に現れた謎の少女シャシャが、街の人々に本を届けるというお話。届け先のお客さんは全員ひとくせもふたくせもある人たち。そんな人たちと、自由奔放なシャシャとの交流を描き、ユーモアとやさしさあふれる作品になっています。
なぜ僕がこの本の推薦文を書くことになったかと言うと、実はこの本の英訳版が出たときに『森崎書店の日々』も同じく英訳出版され、二作は一緒に売り出されたことがあったのです。
しかも作者のヘン氏は、ドイツ版『森崎書店の日々』が出版された際に、推薦文を書いてくれたそうで、そんな縁もあって、今度は日本版『本と歩く人』が出版されるにあたって僕のところに依頼が来たというのでした。
もちろん作品も素敵だったから、喜んで引き受けたわけだけれど、こういうふうに海外の作家さんとつながれるのは本当に嬉しいです。
以前『不便なコンビニ』のキム・ホヨン氏とお会いしたときも思いましたが、本を通して尊敬する作家さんたちのこうして交流できるのは、本当に幸せだし恵まれていると思います。今、日本では翻訳小説がなかなか売れないとも聞いていて、海外小説ファンである自分が少しでもお役に立てるならこんなに嬉しいことはないのです。
とにかく、読み終わったあとにじわっと温かい感情があふれてくる作品です。あ、そういう意味でも『森崎書店の日々』に似てるのかな(照れ)。
この作品が日本の本好きの方たちに届くことを祈っております!

2025.04.15 Tue.
よい枕
最近、枕を買い替えました。というのも、ここのところずっと朝起きると首が痛くて、眠りも浅いしで、どうも枕があってないんじゃないかと思っていたのです。
で、どうせなら少しよい枕にした方がいいんじゃないかなと思って、枕専門店に行ったのでした。その人の頭の形や寝る姿に合わせて一番いい形の枕を作ってくれるのが売りのお店です。
実際行ってみると、けっこうお高くて一瞬躊躇。でも店員さんに「朝起きると首が痛くて」と話すと、「首に負担がある状態で寝ていると、歳をとってから不具合が出る。絶対に買い替えた方がいい」と力説されまして。
たしかに体は一生物だし、ちょっと奮発して買うかということで、骨格の写真まで撮り、実際に枕を使って寝てみながら「もっと首が高い方がいい」とかいろいろ希望を出しながら、自分にぴったりの枕を作ってもらいました。
聞くと店員の方は転職して枕専門店に勤め出すまで、ずっと健康を顧みずに生きてきてんだそう。それで肩甲骨が痛くて毎日寝るのが本当に地獄で、人生辞めたいとまで思っていたそうです。それが転職を機に「せっかく社割で買えるし枕買ってみるか」と変えてみたらそれはもう劇的によくなったとのこと。今では毎晩ぐっすり深く眠れて、健康で幸せだそうです。
サービストークなのかなあとも思ったけれど店員さんがとても熱く語っていたので、人をすぐ信じてしまう僕は「そうか!それなら自分の首もよくなるかも!」と品を抱えて帰る頃にはだいぶ興奮していました。
で、この数日その枕を使ってみているのだけど……結果から言うと、あまりよくなってません。
いや、枕は悪くないのです。枕の性能をまだ活かしきれていないのです。
というのも、枕を買い替えた途端に新しいもの好きのジウがめざとくそれに気づいて「お、よさそうな枕じゃん。オレも一緒に寝させてくれ」と毎晩来るようになったのです。
そして、枕の真ん中にデデン!と居座るジウ。
お猫様の言うことには逆らえないのが我々人間。と言うわけで、ジウが真ん中で丸くなって眠り、僕は端っこでちんまり寝ております。それがこの数日続いているわけです。
なので、枕のよさがまだ何もわかっておりません。今日もジウは来るのだろうか。怖い。そろそろちゃんと新しい枕を使って寝たいです……。

2025.04.09 Wed.
素朴な幸せ
あー、もう4月も半ばになるのかあ。本当に最近は月日の流れるのが早くて困ります。
僕なんてなんだかぼんやりしているうちに、気がつけば新しい季節がきていたりする。このままぼんやりしているうちに、おじいさんになっていそうな気がします。
でも、ぼんやりするの好きだから、まあそれはそれでいいかなあと。「あれ、もういつの間にか俺、じーさんだぞ。あれもしてない、これもしてない。でもまあ、いいか。人生そんなもんさ」と笑って老後を過ごすのもオツなものじゃないかと。
そんなわけで今日も昼間に近所の公園で、ぼんやり桜を見てきました(スマホを持っていかないので写真はない)。うちの近所はまだ満開に近い桜が残っていて、ピンク色の花びらを散らしていました。
いやあ、なんと美しい光景。「ずっと見ていられるなあ」と、あてもなく風に飛んでいく花びらたちを時間も忘れて愛でていました。そんなことしてるから、時間があっという間に過ぎていくのだけどね。
でも、幸せってそんなものでいいんだと思うんですよね。何かとてもつもない幸運が訪れなくても、これといって推しとかがいなくても、桜をぼんやり見ているだけで幸せ。素朴な幸せを感じれらることこそ、実は生きる上で最強なんじゃないかと思うのです。
勝った負けたばかりの世の中やネットの情報にばかり夢中になっていると、素朴な幸せを味わうことって難しくなってしまうから。
だからこそ、ただ身の周りにある小さな幸せに意識を向けて、素朴な幸せをぼんやり味わって生きていきたいなあ、と。
そういう人生でありたいとふと思った今日でした。

2025.04.02 Wed.
びっくりするほど美味しい店
ちょっと忙しくて、しばらく日記をさぼっておりました……。
ここ数日は冬に戻ったような寒い日が続きますね。雨もずっと降っているのでジウも散歩に行けず。なんかやたらワウワウ言って甘えてくるのだけれど、ストレスが溜まっているのかも。明日は散歩に連れていってやれるといいのですが。
ところで、ちょっと前に出版社の方にとても美味しいお店に連れていってもらったのです。僕はあまり名店とかに詳しくないので知りませんでしたが、イタリアンのお店として有名なところのようでした。
で、そこで食べた料理がもう、本当に全部美味しくてびっくり!高級店なんて出版社様に連れていってもらう以外では食べる機会がないので、毎回ご馳走になる度にびっくりするのですが、今回はなんというか、今まで食べたイタリアンの中でも一番美味しくて、ずっと感動しっぱなしでした。
前菜の生ハムの盛り合わせ(写真右)から口で一瞬でとろけてしまうほどふわふわで「え!」となり、その後の白アスパラのパスタ、トリュフとチーズのパスタ、メインディッシュの子羊のステーキと、全部が食べ終えてしまうのが勿体無いくらい美味しく、会食だというのに無口になってしまったほどでした。
家に帰って妻に話すと「いいなあ、私も行きたい!あなたばかりずるい!」と文句を言われました。そんなこと言われても、こっちも連れていってもらっただけなんですけれど。
そんなわけで時々その味を思い出しては「美味しかったなあ……」と思い出にふけっているわけです。が、怖いのは妻がその時僕が撮ってきたスマフォの写真をよく見ていることです。今日もじっと食い入るように写真を見ておりました。
これは誕生日に連れていけという無言のアピールでしょうか。予約って取れるのかなあ。自腹だとすごく高そうだし、怖いんですけど。

2025.03.19 Wed.
雪が降った
今日は雪が午前中は雪。
ぼた雪がどしどしと降って、窓の外の街並みを白く染めていた。
美しい静寂の世界。
なんとなく誰かに手紙を書きたい気分。
手紙でしか書けないことってありますね。
伝えたいこと、言いたいこと、たくさんあるけれど、口ではうまく言えそうにない。
そんな時こそ人は文章を書くのでしょう。
といっても、特に書く相手もいないので、自分にでもあてて書こうかな。
なんてことをぼんやり考えて、しばらく雪を見ていた午前中。
猫たちもちょっとだけ庭に出て、その寒さに驚いて部屋に戻ってきた。
「寒いよ〜」って言いたげに部屋に入ってくるときの様子が、最高にかわいいのでした。
やがていつの間にか雪はやみ、そんなこと何もなかったかのように太陽が顔を出した。
なんだか面白い一日だったなあ。

2025.03.17 Mon.
カクテイシンコク
やっと今年の確定申告が終わりました。期日ぎりぎりになってやるのが、毎年の恒例という情けなさ。でもね、確定申告とか事務業が本当に、本当に苦手なのです。
「数字」とか「正確さ」とかを求められる作業が、子供の頃から本当に苦手で…。そういうのが苦手だから、今の職業についたというのだってあります。
ここ数年は人に手伝ってもらったりしてだいぶ楽になっているのだけれど、それでもやるまでがすごく苦痛で、「やりたくないよお」と直前までブツブツ言っています。子供か。
でも本当はそうしてぶつぶつ言ってないで、さっさとやってしまった方がいいんですよね。ずっと逃げている間、目の前に生乾きのぞうきんがぶら下がっているようで、全然落ち着かないしげんなりしてるんですから。
そういえば、学生時代も中間試験や期末試験が嫌で嫌でたまらず、終わったあとは心底ほっとして、いつもの景色がキラキラ輝いて見えたものです。さすがにあそこまでの喜びはないけれど、今は責務からの解放を味わっています。ふふふのふ。
ところで話は変わって、最近メガネを買いました。僕はあまりコレクションとかしていないのですが、メガネは実用性もありつつデザイン性も好きなので、1年に1本くらいのペースで購入しています。最近買ったのは、写真の一番したのもの。重厚感がありつつフレームは繊細で軽く、グレイのような色なのだけど、陽の光に当たると緑ががかってみえる一品。写真だと全然わからないけれど。
これはフランスのALEM(アーレム)というメーカーのもので、もうこのメーカーのメガネも3本目です(上2本も同じくALEMのもの)。
メガネって本当に1本ずつ表情が違って面白いです。その日の気分でメガネを選ぶと、ちょっとした気分転換になりますし。しばらくは新しく仲間した、このメガネばかりかけて過ごすことになりそうです。
それはともかく、来年こそは早めに確定申告終わらせるぞと心に誓ったのでした。まあ、毎年そう誓うのですけれどね……。

2025.03.11 Tue.
3月11日
今年もこの日がやってきました。
東日本大震災からもう14年が経つのですね。時の経つのは早いものです。
世の中ではいろいろ大変なことや深刻な問題も多いですが、僕の周りはいたって平和で、毎日穏やかに暮らしています。そのことが当たり前になってしまって、つい感謝を忘れてしまうこともありますが、今日はそんな何気ない毎日がどれだけ尊いものなのかを思い出させてくれる日でもあります。
当たり前に思える毎日も、本当は当たり前などではない奇跡のような日々。そのことを忘れずに生きたいです。
そして、自分の周りにいてくれる人たちに感謝を。できることならば、ポジティブな言葉をつむいで生きていきたいです。いつ何が起きて二度と会うことができなくなってしまうことがあるのだ、ということを痛感したのが、14年前の今日という日でした。
後悔のないように、自分の大切な人には日々、愛や感謝の言葉を伝えたいです。
世の中、特にネットの世界は昨今本当にネガティブな言葉ばかりが飛び交い、誰かが失言しただけで無関係の人たちが寄ってたかって袋叩きにしたり。
きっと誰もがストレスを抱えて、それらが爆発してそういうことが起きているのだろうけれど、そしていろいろ厳しい現実ばかりでそんな気持ちになってしまうのもわかるけれど、それでもやっぱりポジティブな言葉を使って行くのが大切なんじゃないかなあ。
言葉や行動はエネルギーになるから、世の中や社会をよくしていくためにも、怒りの感情に流されてしまうのではなく、ちょっとつらいことがあってもグッと踏みとどまって、良い言動をしていく。
そういう意識に流れていってほしいなあと個人的には思います。3月11日が日本人にもたらしら教訓ってそういうことだと思うのです。
明日突然人生が終わってしまうことだってありえる。だからこそ、日頃から愛や感謝の気持ちを周りの人に伝えて、後悔のないように生きる。人を不快にすることじゃなく、人を幸せにすることを意識して選択して行動していく。
そういう気持ちを大事に生きていきたいです。

2025.03.10 Mon.
理想の創作ライフ
今日からあたたかくなるとの天気予報通り、昨日までの身を切るような寒さはやわらいでお散歩日和でした。
ジウとの散歩中、公園や軒先でも植物があちことで芽吹き始めていて、気持ちが弾みました。白梅も美しく咲いているし、ああ、もう春はもうすぐだなあと実感できてうれしいです。
ジウと一緒に、ぼーっと公園のベンチに座って澄んだ青空を眺めているだけでとても幸せ。
ああ、こういう穏やかな幸せが一番好きだなあと、しみじみ思います。人にはいろんな幸せや理想の暮らしがあって、知人なんかには毎日が刺激に満ちた都市での暮らしがいい、という人もいるけれど、僕は静かで落ち着いていて、自分の心としっかり向き合える環境がいいですね。
そういう気持ちが年々高じてきて、今は都心にも出やすい、それなりに便利な場所に暮らしているのだけれど、もっと自然が身近に感じられる場所に引っ越したいなあと思っています。
できれば、緑が身近にある場所。朝は、毎日山の中をぼんやり考えごとをしながら歩き回って、緑の囲まれた家で執筆して、休憩時間にはまた散歩に行ったりウッドデッキでぼんやり空でも眺めたり。週末は山登りをしたり、山や渓谷にサイクリングをしたり。
創作する者として、頭に空白ができやすい環境に身を置くのもやはり大事だと思うこのごろ。ゴミゴミしたり騒がしい場所にいるより、自然が多く静かな場所の方が圧倒的に創作が捗るというがあって。あくまで、僕の場合で、すべての創作者がそうではないのでしょうが。
まだゆっくりと物件を探し始めた段階だけれど、数年後にはそんな緑あふれる場所での生活をできたらなあと思っています。できれば都心への利便性もよくて、自然があって……。
探せば候補地はけっこう出てくるのだけれど、どこも決め手に欠けていて、まだ迷い中。そのためにも色んな人に話を聞いてみようかと。
というわけで、目指せ、理想の創作ライフなのです。