やぎさわ便り八木沢里志 公式サイト

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今日からあたたかくなるとの天気予報通り、昨日までの身を切るような寒さはやわらいでお散歩日和でした。

ジウとの散歩中、公園や軒先でも植物があちことで芽吹き始めていて、気持ちが弾みました。白梅も美しく咲いているし、ああ、もう春はもうすぐだなあと実感できてうれしいです。

ジウと一緒に、ぼーっと公園のベンチに座って澄んだ青空を眺めているだけでとても幸せ。

ああ、こういう穏やかな幸せが一番好きだなあと、しみじみ思います。人にはいろんな幸せや理想の暮らしがあって、知人なんかには毎日が刺激に満ちた都市での暮らしがいい、という人もいるけれど、僕は静かで落ち着いていて、自分の心としっかり向き合える環境がいいですね。

そういう気持ちが年々高じてきて、今は都心にも出やすい、それなりに便利な場所に暮らしているのだけれど、もっと自然が身近に感じられる場所に引っ越したいなあと思っています。

できれば、緑が身近にある場所。朝は、毎日山の中をぼんやり考えごとをしながら歩き回って、緑の囲まれた家で執筆して、休憩時間にはまた散歩に行ったりウッドデッキでぼんやり空でも眺めたり。週末は山登りをしたり、山や渓谷にサイクリングをしたり。

創作する者として、頭に空白ができやすい環境に身を置くのもやはり大事だと思うこのごろ。ゴミゴミしたり騒がしい場所にいるより、自然が多く静かな場所の方が圧倒的に創作が捗るというがあって。あくまで、僕の場合で、すべての創作者がそうではないのでしょうが。

まだゆっくりと物件を探し始めた段階だけれど、数年後にはそんな緑あふれる場所での生活をできたらなあと思っています。できれば都心への利便性もよくて、自然があって……。

探せば候補地はけっこう出てくるのだけれど、どこも決め手に欠けていて、まだ迷い中。そのためにも色んな人に話を聞いてみようかと。

というわけで、目指せ、理想の創作ライフなのです。

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