やぎさわ便り八木沢里志 公式サイト

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今日は朝からとても寒かったですね。ちょっと外に出ただけで、北風が吹きつけてきてきました。明日もこんなに寒いんでしょうか。

さて、これを書いているのは、夜10時。

10時といえば、うちではイベントがあります。といっても、人間のためのものではなく、猫のイベント。

毎晩、夜10時が、ウェットのごはんをあげる時間なのです。猫って体内時計がすごくしっかりしています。「食べるの大好きガール」のトトは、10時が近くなるとそわそわと人間のそばを歩き回りだして、10時をちょっとでも過ぎると「ごはんは? お約束の時間ですよね?」と耳元でずっとニャアニャア抗議をはじめます。

時計を見るわけでもないのに、その正確さ。しかも、毎日。人間には無理。そういうのを目の当たりにすると、人間っていつの間にか、生き物としての本能を失ってるんだなあ、としみじみ感じます。まあ体内時計というか、腹時計とも言えそうですが……。

しかしその10時にウェットをあげるというのも、人間側(僕と妻)がなんとなく作ったルールで、トトと約束を交わしたわけでもないのです。

ところが、トトさんときたら、

「約束しましたよね? 10時はウェットの時間ですよね? 約束したのだから、あなた方はちゃんと守る義務がありますよ。さあ、早く立ち上がってウェットの用意をするのです!」

と脅してきます。

今もこれを書いてる横で、本当にニャアニャアうるさいです。しびれを切らして、ちょっともうキレてる?って感じの声を出しています(笑)

かわいそうなので、書くのはこの辺で切り上げて、ご飯をあげることにします。

でも繰り返すけど、別に10時にウェットをあげると言う約束をしたわけじゃないんですけどね。なんか、今ではそんなことは口が裂けても言えない雰囲気になっております。猫と人間の共生もなかなか大変ですね。

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