やぎさわ便り八木沢里志 公式サイト

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さて、ホームページ開設いっぱつめだし、楽しいこと書くぞと思っていたのですが、お知らせにも書きましたように『森崎書店の日々』の新装版の話がなくなり、がっくりきているところです。

まあ、権利問題が解決されておらず、これ以上こじれるのが我慢ならなかったので、私の方で決断したことですので選択に悔いはありませんが。

でも!楽しみにしていただいた読者の方には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

また今後、この作品は絶版に持っていきたいと思っていますので、書店やネット上で見かけることはなくなると思います… …。

というわけで、

「皆さんの心の中に『森崎書店』はいる!だから、忘れないでね!

と、なんかうまくまとめてみようと思いましたが無理がありますね(笑)

しかも海外数カ国からの新規オファーも来ていたのですが、名称はひかえますが、これも作者の私を差し置いて利権を欲しがる某団体の収益にしたくないので、断ることとしました。

海外からのオファーってそうあるものではないし、作者自身が断るってそうないことだと思います。レアです、我ながらすごいなと思います。

フィンランド、好きな国なのでオファーが来たときはすごく嬉しかったのですが、それもお断りすることに……。切ないです、はい。

でも、ですね、ただでは終わらないです。

実はこの出来事をベースにお話を書こうと決めたところでして、これが本当にすごく面白い!と自画自賛のプロットになっていて、それを書くのが楽しみで仕方がありません。早ければ来年にはお届けできればと思っています。

僕は物書きですから、このような形で自分の痛みや苦しみを昇華するのです。誰か文句を言ってきそうな気もしますが、知らん(笑)

表現のチカラをなめるなよ。

というわけで、生きていると、いやなこと、苦しいこと、どうにもならないこと、落ち込むこと、やっぱり避けられません。でもそれで、立ち止まってしまうのではなく、落ち込むだけ落ち込んだら、また前に進んでいかないとなと思っています。

以前の僕はそういう出来事がやってくるのが怖くて、いつも暗い気持ちで日々を過ごしていました。

でも、「辛いことはある、でも、まあ自分を励まして歩いていこう」と決めました。

だから、進みます。ときどき鼻歌なんかも歌いながら、なるべく楽しくね。それだって、立派な強さだと思うのです。

では、また。

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