やぎさわ便り八木沢里志 公式サイト

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風が強い日。
洗濯ものを干しながら、ふと、「風って見えないのに偉大だな」と思った。

シャツもタオルも、風に運ばれて、ぴんと背筋を伸ばしている。
誰にも褒められないのに、ちゃんと乾いて、また清潔な顔をして戻ってくる。

人も、きっと同じかもしれない。
見えない風に、いつも少しずつ動かされている。

誰かの言葉とか、通りすぎた季節とか。
ささいなことが、自分をまたちょっと乾かして、整えてくれる。

それを、今日の洗濯ものから学んだ。
おかげで僕も、ほんの少し、しゃんとしたのです。

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