気づけばもう年末らしい。
スーパーの入口に、やたら大きな鏡餅が置かれていて、
「あ、そんな時期でした?」と季節に声をかけたくなる。
家に帰ってから大掃除をする。
部屋のいろんなところに「今年の名残」が転がっているのに気がつく。
読みかけの本、途中まで使ったノート、封を開けていない靴下。
片づけたらスッキリしそうだけど、まあ、そこまでやるもんでもない。(いや、やれよって話だけど、まあしたくない)
来年の自分に任せることにした。
年末って、なにかを完璧にしようとすると途端に疲れる。
「まあいいか」を積み重ねたほうが、案外やさしい時間になる。
今年もいろいろあったけれど、
なんとか笑って年末を迎えているのだから、それで十分だ。
あとは風邪を引かずに家族で仲良く年を越せれば上出来。
そんな気持ちで買ったみかんが、机の上でいい匂いを放っていたのです。