最近、自分の心にも温度があるなと思う。
体温みたいにはかれないけれど、たしかに“あ、今日はちょっと冷えてるな”みたいな瞬間がある。
たとえば、朝起きて外の空気が冷たく感じる日って、だいたい心もガタガタしている。
人の言葉に敏感になったり、昔の失敗を思い出してしまったり。
そんな日は「まあ、今日は冷えてるんだな」と思うことにしている。
冷えてるから悪いとか、弱いとか、そういう話じゃなくて、ただの状態だ。
逆に、心があったかい日は、世界の見え方もゆるい。
猫が足元に来ただけで一日良くなるし、散歩中に風が吹いても「お、気持ちいいな」と思える。
こういう日は特に何もしなくても機嫌がいい。
心の温度を上げる方法も、少しずつ覚えてきた。
湯船にゆっくり浸かるとか、好きな音楽をかけるとか、猫のお腹を触るとか。
小さなことで、けっこう変わる。
だから最近は、心が冷えている日は無理に動かないことにしている。
冬の日に厚着するのと同じで、心にも「温め方」が必要なんだと思う。
その感覚を覚えてから、なんだか毎日がちょっと扱いやすくなった。
心はレンジでチンとはいかないからね(なんだ、その締め方は)。