
一昨日の夜は、キム・ホヨン氏との対談イベントに出演させていただきました。
同じヒーリング小説の書き手として、創作やどんな気持ちで執筆にあたっているかなどお話ができて、楽しかったです。
僕がいろいろ個人的に聞いてみたかったことをばんばん質問してばかりで、大丈夫だったかな……。僕は楽しかったですが、会場に来てくださった方も楽しんでいただけたなら良いのですが。
僕がキムさんに一番聞きたかったのは、「どんなときに物語が思い浮かぶか?机に座りながら話が思いつくタイプですか」です。他の書き手の方、しかも優れた書き手が、どんなときにインスピレーションが湧くのか知りたかったのです。
キムさんは、机に座って考えてもなかなか話が出てこない方だそうで、普段から歩きながら物語の構想を練っているとのことでした。僕も同じで、だいたい物語の基盤となる部分は、歩きながら浮かんでくるし、骨子もまた歩いている最中に固まっていくので、同じでちょっと嬉しかったです。
僕が歩くのがとても好きだと言うと、キムさんも同じだとのこと。ならば、今度僕が韓国を訪ねたときは一緒に歩きましょう、と約束しました。キムさんがソウルの街を案内してくれるそうで、とても楽しみです。
というわけで無事にイベントも終わり、ほっとしています。海外の作家さんとこうして交流を持たせてもらえるのは、すごく嬉しく、そして誇らしいことです。また機会があれば、このような場に参加させていただきたいですね。
そして、キムさんと韓国で再会できるのを今からとても楽しみにしています。