
今日も朝からジウと散歩。
ジウが元気に毎日散歩に誘ってくれて嬉しいです。元気がなにより。
先住猫のにゃあ太(写真のハチワレちゃん)は10歳という若さで天国に旅立ってしまったので、健康のありがたみを痛感しています。
ずっと一緒にいれるわけではないけれど、やっぱりできるだけ猫たちと一緒にいたいというのが、自分のささやかな願いです。
にしても、今まで3匹の猫を飼ってきましたが、猫って本当にそれぞれびっくりするくらい性格が違います。
にゃあ太は、臆病で寂しがりで超絶甘えん坊。ちょっと家を空けただけでも、「どこ行ってたの?」と帰ってきたらベタベタに甘えてくる子でした。人間と一緒にいるのがすごく好きだったな……。
ジウは、ザ・男という感じで多少のことでは動じず、自分の要求をガンガンに通してきます。細かいことを気にしないので、膝で寝たら多少のことでは起きません。とっても扱いやすい子。
トトは、とにかく超元気。「君、本当に女の子?」というくらい脳に筋肉がいってそうなタイプで、走り回ってます。反面、知らない人が来るだけですぐ隠れる超臆病なところもあってギャップがすごい。
というように、もうそれぞれ全然違うし、この性格というのは飼ってみるまでなかなかわからないところもあります。トトは保護猫団体の方には「超人懐っこくて社交的」と聞いていたのだけど、飼ってみると飼い主以外には懐かない、どころか姿さえ見せない子に成長したしね。
まあ、つまり詩人の金子みすゞの言葉を借りるなら、「みんなちがって、みんないい」ということですね。世界中の猫たちそれぞれ個性がまるで違い、優劣もなく、みんな素晴らしい存在なのです。きっと猫好きの人たちは賛同してくれることでしょう。
翻って人間も、そうであってほしいですね。昨今、ネットなんかではもうとにかく人間同士で優劣をつけるようなことばかりして、ときどき暗澹たる気分になります。
人間もみんなちがって、みんないい。優劣なんてなくて、それぞれがそれぞれの生き方をまっとうすればいい。美しさだってそう。どんな体型でも見た目でも、その人らしい美しさというのがちゃんとあります。世の中の価値観や常識とされるもので、人と比べるのでなく、みんながちがって、みんながいい。競争社会から卒業しないと、いつまでも人間は不幸なままな気がします。
なんか話が逸れたけれど、個性があるって素晴らしいこと。そこに優れてるとか劣ってるとかの比較を持ち込まないで生きていきたいものです。