やぎさわ便り八木沢里志 公式サイト

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今朝もジウといつものように散歩に行くと、ジウ・ファンを公言する近所の方に久しぶりに遭遇。

見つけるや、「ジウちゃ〜ん、おばちゃん、会いたかったよお」と大喜び。駆け寄ってきて、ジウを触ってご満悦の様子。

今日は機嫌がよかったらしいジウは、サービス精神を発揮してファンの前でゴロンと横になっておなかを見せる出血大サービス。「きゃー、ジウちゃん!おばちゃんにおなか見せてくれるの?うれしい!」と黄色い声を上げておられました。

喜んでもらえてよかったけれど、ジウもだいぶ罪作りな男だなあと思う今日この頃です。

そんなジウは、家ではDJジウとしてもよく活躍しています。

DJジウとは何者か?これがですね、うちはHomePodというアップルの置き型スピーカーをリビングに置いているのだけど、このスピーカーはポンと表面を押すだけでSiriが起動して、自動で厳選した音楽をかけてくれる代物なのです。

で、ジウはこれをよくポンと肉球で押すのです。すると音楽が流れ出して、「何事?」と人間側が慌てるというね。

最初は偶然に手で押しただけと思っていたのだけれど、どうやら確信犯らしく、音楽が流れるとどことなくしたり顔でその場から去っていきます。「お前らにオレがご機嫌な音楽を聴かせてやろう」とでも言いたげです。

というわけで、DJジウは今日も僕らが夕飯を食べているところで、音楽を流しはじめました。今日の選曲ははっぴぃえんどの「12月の雨の日」でした。

「流れる人並みを〜ぼくは〜見てる〜」と大瀧詠一の歌声が流れ出すと、我が家の食卓は一気にアンニュイな気分に。いや、いい曲ですけどね、なんで夕飯の時にあえて流すのか。

まあ実際は肉球でボタンを押されたSiriの選曲なわけですが、どうもDJジウの意図的な選曲に思えて仕方ないのです。

そういうわけで、今日は、12月の雨の街中を人が行き交う光景を思い描きながら、夕飯を食べたのでした。

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