やぎさわ便り八木沢里志 公式サイト

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今年もこの日がやってきました。

東日本大震災からもう14年が経つのですね。時の経つのは早いものです。

世の中ではいろいろ大変なことや深刻な問題も多いですが、僕の周りはいたって平和で、毎日穏やかに暮らしています。そのことが当たり前になってしまって、つい感謝を忘れてしまうこともありますが、今日はそんな何気ない毎日がどれだけ尊いものなのかを思い出させてくれる日でもあります。

当たり前に思える毎日も、本当は当たり前などではない奇跡のような日々。そのことを忘れずに生きたいです。

そして、自分の周りにいてくれる人たちに感謝を。できることならば、ポジティブな言葉をつむいで生きていきたいです。いつ何が起きて二度と会うことができなくなってしまうことがあるのだ、ということを痛感したのが、14年前の今日という日でした。

後悔のないように、自分の大切な人には日々、愛や感謝の言葉を伝えたいです。

世の中、特にネットの世界は昨今本当にネガティブな言葉ばかりが飛び交い、誰かが失言しただけで無関係の人たちが寄ってたかって袋叩きにしたり。

きっと誰もがストレスを抱えて、それらが爆発してそういうことが起きているのだろうけれど、そしていろいろ厳しい現実ばかりでそんな気持ちになってしまうのもわかるけれど、それでもやっぱりポジティブな言葉を使って行くのが大切なんじゃないかなあ。

言葉や行動はエネルギーになるから、世の中や社会をよくしていくためにも、怒りの感情に流されてしまうのではなく、ちょっとつらいことがあってもグッと踏みとどまって、良い言動をしていく。

そういう意識に流れていってほしいなあと個人的には思います。3月11日が日本人にもたらしら教訓ってそういうことだと思うのです。

明日突然人生が終わってしまうことだってありえる。だからこそ、日頃から愛や感謝の気持ちを周りの人に伝えて、後悔のないように生きる。人を不快にすることじゃなく、人を幸せにすることを意識して選択して行動していく。

そういう気持ちを大事に生きていきたいです。

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