やぎさわ便り八木沢里志 公式サイト

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なんだ、今日も暑いじゃないか!約束が違う!9月の中旬っていうのは、秋の気配をはらんだ涼しい風が吹いてくる季節だったはずじゃないか。少しずつ木々の緑の色も落ち着いてきて。近所の公園のどの木もびっくりするくらい緑をわさわささせている。

そんなわさわさ深緑色の木々の生える中、じりじりと肌をやく太陽の下、今日もジウの散歩。できれば日陰を歩きたいのだけど、そんなものはジウさんにはお構いなしで、ひなただろうが日陰だろうが、自分の行きたいところにはグイグイ行く。

しかも途中で「もう抱っこし連れて帰ってくれ」モードになって、突然道端でグテンとし出すので、そこからは5キロ弱のジウを抱っこして炎天下の中、家まで歩かなければいけないという…。

まあ、朝に必ず外に出て太陽を浴びる習慣が身についたと思えば、いいのだけど。それにしても暑いよ…。

習慣といえば、今まで人生ではじめて一番よかった習慣といえば、瞑想。

いつもうるさい頭のおしゃべりを止めたくてはじめた習慣だけど、本当にすごい効果を発揮してくれている。頭のおしゃべりもだいぶ静かになったというのももちろんあるけれど、それ以上に明らかに人生の幸福度が増した。毎日、幸せだな〜と思って過ごせる時間が確実に増えたというか。

そして今まで自分がいかに怒ったり、イライラしたり、心配したり、クヨクヨしたり、と思考に振り回されていたかがよくわかるようになった。わかって、冷静にそれを客観視して、手放せるようになった。そう、瞑想とは少し自分と距離を置いて、自分の気持ちを客観的に見られるようになるテクニックなのだ。スピリチュアルとか神秘的なものでもなんでもなく、ただ心の技法として、本当に素晴らしい。

おまけに心にこだわりがなくなったので、悪習慣だったり悪癖みたいななかなかやめられるようになって、遊びに行ったりだらける代わりにジムに行って運動したり、さらに良い習慣が身についた。というわけで、ジウの散歩のように、朝の瞑想タイムは欠かせないものになった。

毎朝30分。これからも続けていこうと思う。今目の前にある幸せをより感じられるって本当に素晴らし。良い習慣って大事。

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