
今日は風が冷たかった…。そんな中、ジウと早朝散歩へ。
でも、猫は元気だったけど、人間の方がしんどくていつもの半分くらいの道のりで断念して帰ってきました。
ところが帰ろうと言ってもジウは「なんだ、まだまだオレは歩くぞ」と抱っこしてもぐねぐねして拒否。それでも強引に抱き上げると、小刻みに震えていました(笑)。寒いんじゃん、キミのその痩せ我慢はなんなんだよ。結局二人してあたたかい部屋の中へと帰りました。
ところで世の中でよく勃発する(?)犬派か猫派か問題。僕は猫を飼っていることからもわかるように基本は猫派なんですが、よく考えたら子供の頃は犬派でした。小学校の頃は犬を飼っていたし、そもそも猫とあまり接する機会がなかったので、猫の魅力というのを知らなかったのです。
それが小説家デビューして少しした頃に、たまたま知人が保護した猫(写真の子・にゃあ太)をもらい受けることになり、そこから猫飼い人生がはじまったのです。それで飼ってみて、自分と猫というのは随分相性がいいんだなと気付かされました。
というのも、僕はかなりの内向型気質の人間なので、猫のような家につくタイプと相性がすごくいいのです。家の中に一緒にいて、でもお互い干渉はしない、みたいな関係性が心地いい。
「BBQでもして騒ごうぜ!俺たち、仲間だろ!」みたいなノリは苦手で、「まあこっちもテキトーにしてるんで、そっちもテキトーにしててくださいよ」くらいのゆるい感じが楽なのです。猫ってそんな感じ。
犬みたいに飼い主への愛情や従順さをわかりやすく見せてはくれないけれど、それでも猫には猫の愛情があって、こちらがさみしかったり傷ついていたりすると、静かに寄り添ってくれる(ような気がする)。
もちろん犬も好きなので、飼ったら絶対かわいいのですがね。でもノリが合うのは猫という気がします。
あ、でもジウは毎朝犬みたいに散歩に行きますね。近所のわんちゃんの飼い主さんたちとも、ジウのおかげですっかり顔見知りです。あれ、意外と自分は犬派なのかも?