どうやら僕は、「失敗の国」の永住権を持っているらしい。
コーヒーをこぼし、メールを間違え、駅をひと駅乗り過ごす。
昨日はスーパーに行くにのに財布を忘れ、今日はレストランに傘を忘れた。
つまり、安定した生活。
昔は落ち込んだ。でも最近は、「失敗してる=生きてる」証拠だと思うようになった。
完璧な人は緊張している。
失敗できる人は、ちゃんとリラックスしている。たぶんだけど。
そう思うと、人生はだいぶ楽になる。
というわけで今日も僕は、失敗の国の住人として堂々とコーヒーをこぼした。
しかも白いシャツに。
ええ、ショックでしたとも。