
今朝はジウと散歩中にたくさんの人に声をかけられました。暖かったし、散歩している人たちも心なしかご機嫌だったからでしょうか。
ときどき会うおじさんがここぞとばかりに近づいてきて、「猫ちゃ〜ん、会いたかったよ〜」とジウの頭を撫で回していました。目尻が下がりまくって、本当に猫好きなんでしょうね。一緒にいた数名の方に囲まれて、「猫って散歩するんですか?」などと質問攻めに。
おじさんたちと別れたあとも、道行くおばあさんにも「かわいいですね!」とニッコニコの笑顔で声をかけられました。こういうとき、何て答えればいいのか一瞬迷いますが、せっかくうちの愛猫を褒めてくれているのだから、「ありがとうございます」と素直に答えるようにしています。ジウは素知らぬ顔で歩き去ろうとしますが。もうかわいいと言われ慣れすぎて、なんとも思っていないご様子。
なんにせよ、一瞬でもみなさんを幸せにできたのなら、言うことなし。すごいね、ジウは!
小説家なんてやっていると、外部との接点が気がついたら全然ない!みたいな日々を送ることになったりします。この1ヶ月、妻以外の誰とも話していない、とかね。
それはやっぱりちょっとさみしいし、孤独を感じたりもするのだけど、こうしてジウと散歩に行った時、わずかでも人との交流があったりすると、いい気分転換になります。自分の殻から抜け出せる、僕にとっては貴重な時間です。
そういう意味でも、ジウがみんなから声をかけられるのはうれしいことです。まあ、主役はジウ。僕はあくまでその従者というだけなのですが。それでもジウと散歩に行くのって、すごく楽しいです。
そんなわけで、また明日もジウと散歩に出るのです。