やぎさわ便り八木沢里志 公式サイト

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今日の夕飯は、久しぶりに圧力鍋で角煮を作りました。僕の少ないレパートリーのひとつです。

圧力鍋ってちょっと怖いですよね。そんなことないですか?僕はいまだに圧力後に鍋を開ける時、ビビっています。

数年前、初圧力鍋を購入して使った時に、圧力ピンがしっかり下がっていない状態でうっかり開けてしまったんです。説明書を読まないので、そんな基本中の基本さえ理解しておりませんでした。で、開けた途端に圧力から解放された煮汁が全部「ブババババ!」と飛び散ったのです。妻と僕は突然のことに固まってしまい、天井高くまで噴き上げる煮汁をしばらくなすすべもなく眺めるという、苦い思い出があるのです。

まあ、さすがにもうそんな失敗はしません。ただ、いつもおっかなびっくり、「どうかあんな惨事にならないでくれ」と心の中で祈りながら、開けています。

ところで今年は年明け早々、高○屋に行ったんです。そこでもちょっと苦い思い出がありました。

新春セールでちょっと大きめな買い物をしたら、抽選会のくじ引き券もらったのです。1万円に一回くじを引ける券だったので、なんと9回分。一等賞は箱根2泊3日旅行、2等はマウンテンバイクと、景品もなかなか豪華。

これは今年一年を占う、年の初めのいい運試しだと妻と話して、いざ抽選会へ。9回分も引けるし、旅行券当たっちゃったらどうしようかな、などと思ってくじを9回引きました。

結果、全部ポケットティッシュ。ポケットティッシュ9つ。そんな大量のポケットティッシュはいらないと内心思ったのだけど、係のなかなか偉い役職についていそうなおじさんが問答無用で押し付けてくるので、仕方なくカバンへ入れて、そそくさと帰りました。ポケットティッシュを山盛り持った無表情のおじさんが怖かったです。

で、そんなことがあったのをすっかり忘れて、今日1週間ぶりにそのカバンを持って、人と会うために喫茶店に行ったのです。で、このカバンこんなにもの詰まってたっけと、歓談中に急に不思議に思って開けたらビックリ。なんか大量のポケットティッシュ入ってる!恥ずかしくてその場の誰にも言えず、慌ててカバンを閉じたのでした。

そんなことがありつつも、夕飯につくった角煮はおいしくて、妻にも好評でなによりな1日でした。

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