やぎさわ便り八木沢里志 公式サイト

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机では全然出てこなかったアイデアが、
湯船に浸かった瞬間にぽん、と浮かぶ。

今日もご多分にに漏れず、
「このシーンはこうすればいいんだ!」と思いついた。
しかし風呂場なのでメモが取れない。
湯気が文字を溶かす。

慌てて体を拭いて出ていくと、
アイデアが半分くらい霧散している。

ひらめきは風呂場に常駐しているくせに、
外には全然ついてきてくれない。
たぶんあれは風呂場の精霊だ。

それでも今日は、残った半分のアイデアで十分だった。
ありがたい精霊である。
明日も頼むぞ!なんてね。

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